穴水町・中居湾ふれあいパーク(能登半島地震)

まあ、能登に釣りに来る人だったら知ってるかもしれない「中居湾ふれあいパーク」。7月19日現在の様子。

 

 

歩道。すっごい亀裂。

 

 

この「中居湾ふれあいパーク」の顔だろうぼら待ちやぐら。まあ、建ってはいるんですが、その手前の柵が破損。これ、もし落ちたら一気に深くなるタイプの海で、結構危ないです。

 

ちなみに上にいるのは、人じゃなく人形。

 

 

対岸も崩れてますね。でも、そんな「能登で土砂崩れ」って、地元でもそんなイメージわかなかったんじゃないでしょうか?「土砂崩れ=(例えば)台風が来た時の九州」って、そんなイメージだったと思います、能登では。

 

 

中居南。この描写も割りと見るかも。でもブルーシート掛かってますね。

 

 

広場?も全然駄目。ついには亀裂から草生えてきて...。

 

 

こんなすごい亀裂なんですよ。

 

 

歩道と駐車場の間も。

 

そして近くでは...

 

地盤沈下、護岸損傷が原因か  穴水町の中居湾に面する住吉地区で、海水による道路や駐車場の冠水が頻発し、住民を困らせている。元日の能登半島地震による地盤沈下と護岸の損傷が原因とみられ、満潮や高潮時には応急仮設住宅の入居者が使う駐車場全体を海水が覆うことも。仮設住宅敷地内への浸水はないものの、住民の不安は高まっており、町は護岸を管理する県と協議し対策を急ぐ。が頻発しているのは、能登中居鋳物館と同じ建物にある住吉公民館周辺。同館駐車場と同館前の町道のほか、隣接地に整備された仮設住宅の「住吉第2団地」の駐車場で被害が出ている。  町によると、公民館周辺は地震前から地盤が低く、満潮時などに冠水するケースはたびたびあった。元日の地震で地盤がさらに低下したことに加え、地区一帯の道路排水などが流れる排水路とつながる護岸が損壊したため、海水が陸地へ流れ込む状態になっている。  住吉第2団地で生活する70代男性は「冠水被害はどんどんひどくなっている」と困り顔で話す。町は仮設住宅が浸水被害に遭わないよう地面を高くして整備しているが、男性は「仮設で暮らすしかなく、このままでは不安。町には何とかしてほしい」と語った。  住吉地区では公民館周辺以外にも、地震後に冠水する道路が確認されている。中居本町の吉岡俊宏区長は「海水で自家用車が故障しないよう遠回りする住民は多い」とし、近く対策を町に要望する。  町地域整備課の担当者は、海水の流入を防ぐ対策として内外の水位差で自動開閉する「フラップゲート」が考えられるとし、「住吉地区の住民の声は把握している。早急に取り組みたい」と話した。(ヤフー)

 

能登半島地震」っていうと、「隆起」っていうイメージが強いんですが、逆に「下がった」地域も。

 

しかし、「仮設」なら一時的な住まいですが、この辺りは一般のお宅も建ってるし、道も走ってます。どう対策するんだろう?って。ちなみに何でこんな場所に「仮設」を建てたのか?っていうと、他に適当な場所がないらしいです。「田舎だから広い」ってイメージがあるかもしれませんが、意外とそんなことない。

 

国道も、歩道がガサッと落ちてるところがあったり(今は応急処置済み)、道が変形してしまってるところがあります、この周辺。