>石川県輪島市の国道249号のトンネル近くで大雨による土砂崩れが発生し、地震からの復旧工事に当たっていた作業員らの安否がわからなくなっていた事故で、22日午後、住民を含む男女14人が発見され、2人の死亡が確認されました。 石川県輪島市の国道249号「中屋トンネル」近くでは21日、大規模な土砂崩れが発生し、作業員の安否が分からなくなりました。 消防によりますと、当初安否が分からなくなっていたのは作業員5人でしたが、22日、トンネル付近で、近くの住民や作業員男女14人が発見されたということです。 このうち4人は命に別状はなく、消防隊員とともに下山したということです。 残る10人はきょう夕方、自衛隊のヘリコプターで航空自衛隊の基地に運ばれた後、病院に搬送されましたが、住民の男性1人と作業員とみられる男性1人の死亡が確認されました。(ヤフー)
僕は仮設住宅の浸水って問題に関しては「行政の怠惰」ではないと思ってます。「絶対に安全で、ある程度の利便性もある場所」ってのが本当に実在するんであれば、もう仮設と言わず、そこに街を作ったり、家を建てた方が良いと思います。「高台だったら」って言っても、結局は土砂崩れってリスクがあるし、例えば「穴水町 由比ケ丘 土砂崩れ」で検索してみて下さい。高台も全然安全じゃないです。
ただ、この「中屋トンネル(周辺)」の問題は別。確かに元は自然災害です。でも、そもそも建設業界の体質ってどうなのか?って考えた時、今回の能登半島地震や能登豪雨、以前からの問題があるんじゃないかな?って。実は、この能登地区のある建設会社なんか、従業員を7週間連続休みなしで働かせたことがあるんです。それも何十年も前の話じゃなく、2020年代に入ってから。お役所も知ってます。仮にそれを法律が許すんなら、そんな法律はおかしい。あの業界は「安全第一」なんてスローガン掲げてますが、実際は「工期第一」です。でも、もういくら「雇われの身」であっても、いい加減声をあげていかなきゃいけないんだし、世間も、多少「工期」が遅れても許してあげなきゃいけない。じゃないと、(一部を除いて)建設業界はとことん没落する一方でしょう(だから、ワークマンも客層を広げたり、広げようとしてるんです。「建設業界、職人が行きにくくなった」んじゃなくて、その建設業界や職人にこそ原因があるんです)。「若いもんはすぐ辞める」んじゃなくて、今までの建設業界のやり方がおかしいんですよ。
おまけ。今年の画像じゃないですが。