7月にもあった仮設住宅(一般のお宅も)浸水危機

能登豪雨。「仮設住宅の浸水」ってのも問題になってますが、その関係でよくニュースに出てくる輪島市のワイプラザと川の間の仮設住宅。あそこ、実はシンザンっていうパチンコ屋の跡地だったんです。もし今でもやってたら、あそこにすら仮設住宅は建てられなかったってこと。よく「田舎だから広いんでしょ?」って思う人もいるかもしれないけど、実際は何やかんや制約もあって、使える土地って、意外なほど少ないです。これに関しては「行政の怠惰」とは言えない。隣の穴水町だって

 

 

対岸。ああいう場所に仮設住宅が建ってたりすることがあるんです。後ろは山、前は川。元々は市民農園みたいな場所だったんですが、ああでもしないと足りないんでしょう。山だとか高台にしたって、土砂崩れっていうリスクもあるし。

 

ただ、能登ワインの駐車場なんかだったら、割りと安全だと思います。思いますが、あくまで「能登ワインの駐車場」として使ってるわけだし、あそこは本当に「車がないと生活ができない」地域だから、そういう利便性も考えたら、向かなかったのかな?と。

 

もっとも、こんな話も7月にあったんです。

 

仮設住宅に迫る海水 穴水・住吉の周辺道路や駐車場 満潮や高潮の度に(北國)

 

って。他にも、能登町の宇出津なんかでも、似たような話、ありました。しかも一般のお宅で。

 

ところで、

 

>゛がんばろう能登、がんばろう珠洲゛という立て看板が、街のあちこちに立てられている様だ。でも...正直、もう頑張れないんじゃないかな。

 

っていう某所の書き込みもあったんですが、そもそもこの「がんばろう」とか「前向きに」って言葉、被災地では避けるべき言葉だとされている。なのに何であんなに至るところに貼ってあるんでしょうか?

 

でもまあ、能登半島地震では無傷ではないにせよ何とか家が残った人も、今回の豪雨で駄目になったって人もいるかもしれません。そういう場合ってどうなるんだろう?仮設住宅の需要は増えるのに、建てる場所がないと...

 

 

ダリア。庭に咲いてたんで切り花に。脇芽から咲いてくれるのは良いんですが、それが倒れたりして折れたりして、荒れてます。