園芸業界の先行き

※価値観の変化

※経済的な理由

例えばある程度の収入や資産がある人でも、長時間労働や上にも挙げた価値観の変化などで、ガーデニングをやらなくなる。

※冠婚葬祭の縮小

これは「コロナだから」ではなく、それ以前からの話だったんです。

先行きは暗いでしょう。コロナで地方移住だ家庭菜園だと言っていますが、コロナは地方にも行っていて、実際に移住する人ってそんなに多くないと思います。また家庭菜園もコロナを機に始める人ってそんなに多くないと思います。やってもすぐにやめたとか。あるいは学校や公園、街の花壇などで大量に花が「消費」されることもありますが、こちらも先は長くないでしょう。「一年草より多年草を(野菜苗は仕方ないとしても)」っていう意見もあって、実は毎年買いたくないという消費者が多いのも事実。しかしそれだと農家もホムセンも花屋も困るんで、一度植えたら毎年咲くような花はそんなに出回らなくなって、※一年草(やそれ扱い)や※連作障害で数年後に消えるもの※新しい品種(新しく買ってくれる)がメインになるんです。なんだけど、キダチアロエやアップルミントなどは普通に出回っている。