「蘭」っていうと、やっぱり「洋蘭(胡蝶蘭とかカトレアとか)」のイメージが強くて、どうしてもやっぱり「鉢植え」のイメージが強いんですが、庭植えできる蘭もあります。
※シラン
「紫蘭」とも書くらしいですが、実際は「白い紫蘭」なんてのもあります。一度植えて根付いたら、毎年生えてきて咲くんですが、ホムセンの苗は時間と共に腐りがち...。見つけたらすぐに買って、すぐに植えた方が良いのかも。
「蘭」って感じしないかもしれない。
※ネジバナ
「植える」というか、勝手に生えてくるものです。これも「蘭」って感じしないけど、蘭なんだそうです。
※和蘭
見た目は「シンビジューム」。ただ、地域や品種によります。北海道や長野の高地だとやっぱり鉢植えかな?おそらく、北陸でも。
※風蘭
西日本に生えてるらしいですが、ほとんど見る機会もないのかな...。バンダっぽい。これもやっぱり北海道や東北、北陸、長野の高地では庭植えはきついかな?花がなくても、葉っぱだけでもなかなか風情があります。
※エビネ
寒さに弱いらしいですが、北陸では庭植えです。木の下とかが好きみたい。
※番外編
楽天のレビューで、「雪が年に一回ぐらいしか降らない土地で、蘭は一年中外」っていうのを見掛けたんですが、さすがに雪の日は避難させるんでしょうね。
同じく楽天のレビューで、東日本大震災の時に、家の中の鉢とかが割れたので、外に出したんだそうです。その中にカトレアがあったらしいですが、それがその年の秋に咲いたとか。たぶん、カトレアの中でも寒さに強い品種だったのと、ギリ外に出しても大丈夫なぐらいに春に近かったんだと思います。また鉢が割れても、着生蘭はもともと木や岩に張り付いて生活する植物だから、多少根が外に露出しても大丈夫なんです。「ほとんど手を掛けなかった」というけど、それも良かった。「蘭は難しい」と思い込んで、変に手を掛けるとかえって枯れるんです。よくあるのが水のやり過ぎ。あとはギフト用の蘭をそのまま寄せ植えで育てようとしたとか(一鉢に一株ですよ)。「サポートする」ぐらいの気持ちで。