のと鉄道の痕跡(廃止から19年)

穴水~蛸島の某所。

 

 

荒れ放題。廃止から19年経ってるとは言え、ここに鉄道が走ってたなんて信じられません。

 

 

反対方向。こっちも。しかしほとんどクズっぽいですね、蔓延ってるのは。

 

 

でもね、ここは鉄道の痕跡残ってるんです。踏み切り跡。しかしこの辺りは「農道」って感じなんですが、あの能登半島地震で割れたり、その前から壊れてたりして、そこから草が生えてきたりして、徐々に徐々に自然に還りつつあるのかな?と。

 

能登町に旧七見駅ってのがあるんですが、あそこはなんと住民の要望で作られた駅なんだそうです。「車社会」って能登も言われることがあるんですが、そんな能登で昔はそういう運動?もあったんですね。今は待合室だけバス停って形で残ってます。

 

あと、ヤフー知恵袋とかでも少し話が出てたんですが、輪島って有名な観光地なのに、何でそこまで廃線なのか?っていうと、おそらく大半がバスか車移動だからです。鉄道で来ると、乗り換えとかで不便なんです。穴水~輪島使うのって、※沿線の高齢者だとか※穴水地区から輪島高校に通ってた生徒だとかがメイン。行ったことがある人なら分かると思うけど(例えば県道1号沿いとか)、その区間ってほぼ山で、たまに集落がある程度の地区なんです。それに「観光」はあくまで「一つ」だって思うんなら良いけれど、そんなメインにするような産業じゃないです。それに観光地としても輪島って実は...だし。もともとはそれなりの環境だったけど、でも輪島と同等かそれ以上に「良いところ」っていっぱいあるし。