多年草と宿根草

ほとんど同じ意味で使われているんですが、おそらく

多年草

一年草や二年草よりは長い寿命を持つ植物。ただ、短命な多年草っていうのもあって、数年で消えるものはそう呼ばれます。しかしこぼれ種で増えたりして元の株が枯れてもさほど気にならない場合もあります。多年草なんだけど、日本では特定の季節がなかなか越せないために一年草扱いっていう場合もあります。例えばストック。本来は多年草なんですが、日本では夏越しが非常に難しいので、一年草扱い。

宿根草

多年草の中で苦手な季節は茎や葉っぱ、花は全て枯らして、冬は土の中で根で越す植物。しかしカラーのように、本来は環境さえ合えば一年中咲く植物でも、日本では冬が苦手だから、冬は土の中で球根で過ごすケースもあります。

※二年草

秋に種や苗を植えて次の年に開花、その後枯れるものや、一年目は株の成長に集中して、二年目に開花してその後枯れる植物ではないかと。ほぼ一年草に近い扱い。

ホムセンとかでは、「多年草宿根草は毎年咲くから得、一年草は今年限りだから損(野菜苗はともかく)」みたいな客もいたりします(いや、僕も微妙に)。

球根は多年草なんでしょうが、一般的には球根じゃない植物とは分けて考えられる。

ヒマワリとかアサガオは種も採りやすいので来年も植える場合は多い(しかしF1とかはどうなんですかね?)。

多年草は毎年咲くから飽きるって人もいます。しかし一年草も結局は毎年似たようなものを植えてしまう。