「忖度」と「圧力」(ジャニーズに限らず)

あの「ジャニーズ 性加害問題」、ジャニーズタレント達もいよいよ堰を切ったかのようにあれこれ言い出しているし、マスコミも延々と「反省の弁」を語っているけども、「マスコミの側で忖度してた」っていう主旨のものばっかり。でも語られてないことがある、それはジャニーズ事務所からマスコミに「圧力」が掛かったことがあったのか、どうか?っていうこと。「忖度」なら、マスコミが勝手にやったことですが、「圧力」ってことになると、ジャニーズ事務所が動いて、マスコミがそれに屈したっていうことになる。「忖度」と「圧力」って似てるようで全然違うことですよ。

 

これも結局、ジャニーズだけじゃなくて、※原発マイナンバーカード※歌舞伎、などなどで言えることです。でも「(先進国の割りには)日本は報道の自由がそれほどない」って判断されてるんだとすれば、「圧力」があったと考えるのが普通だろうし、マスコミも、企業や政治家に言われるがままに、だらだらと記事を書くのが楽だったからそうしたんでしょう。

 

よくマスコミ(や政治家)は「テロに屈しない」って言葉が好きみたいですが、「テロ」以前に、芸能事務所にすら、「屈してた」ってこと。「処理水」のことだって、今までの※原発マイナンバーカード※ジャニーズ※歌舞伎※郵政民営化と似たようなことにならなきゃ良いんですが...。「やっぱり駄目でした」って...。