「地方の過疎化」と「地方の活かし方」

集団就職は戦前から行われていたが、特に広く知られるのは、日本の高度経済成長期に盛んに行われた、農村から都市部への大規模な就職運動のことをさす場合が多い。(集団就職 Wikipedia

 

こんなことやってたら、そら、「地方の過疎化」も進むわな、と。この「高度経済成長期」ってのが落ち着いた後も、この流れは全く変わらなかった。

 

「地域おこし協力隊」や「ふるさと納税」でどうこうなる問題じゃないです。その「地域おこし協力隊」なんだけど、役場や地元企業にさえできなかった(結果が出せていない)ようなプロジェクトを、「地域おこし協力隊」でできるのか?っていう話。※ツイッターやインスタ※商品開発、あんなことは散々やってきてる。例えば、石川県に穴水町っていうところがあるんだけど、ここは「牡蠣」を売りにしてきたんです。しかし、この町は人口もずっと右肩下がりだし、高齢化率も高い。「牡蠣」で何とかなるレベルはとっくに超えてるし、そもそも「雇用」って意味でも、「牡蠣」に関わる仕事してる人なんてどれほどいるんだろう?って思って。この町は他にも※ワインや※空港を売りにしてきたけど、全く効果は上がらなかった。こんなレベルなのに、「地域おこし協力隊」に何を求めるの?って。

 

今でも、「田舎、地方→都会」って流れは基本的に変わらないし、リモートが普及したとしても(そもそも企業は、そんな気もないようだし)、その流れは変わらないでしょう。こんなことは政府も町も経済学者もみんな分かってるんです。じゃあ何で「地域おこし協力隊」や「ふるさと納税」なんてやるのか?って言ったら、「仕事をしているふりをする」ため。政治家や公務員が。八方塞がりって状況で、苦肉の策として出てきたのが、「地域おこし協力隊」や「ふるさと納税」なんです。

 

「(田舎や地方が)人生の楽園」?じゃあ、なんで人が減ってんの?って話。僕も毎日考えますよ?「老後どうしよう?」って。今よりもっと交通手段はないだろうし、車もいつまで運転できるか分からない。

 

しいて言えば、空き地っていうのか、耕作放棄地みたいなところを、菜園にできないかなあ?とは思います。このまんまじゃ、全部セイタカアワダチソウの天下です(笑)。

 

 

もうあんな「欧米や都会の金持ちに食べさせる高級食材」なんかよりも、「普通の人が日常的に食べるもの」を生産する方が今後のためだと思う。「防衛費」だと思って金を払えば良い。いくらミサイル買ったり憲法変えても、食べるものがないんじゃ話にならない。今年、菜園の厳しさも知ったけど(笑)。35℃や40℃の猛暑で。それにしても、です。