「日本=桜」「南国=ハイビスカス」じゃなくなる?

「桜」っていうと、今でも「ソメイヨシノ」っていうイメージが強いんだけど、このソメイヨシノって、「寿命がある」って言われてるんです。だいたい60年前後じゃないか?と。ただまあ、一気に枯れるっていうよりかは、だんだんと咲かなくなってきたなあって感じで。一方で、60年経っても元気な木もあるとか。しかしそれらって、大抵はある程度管理がきちんとできてたり、結構環境が良かったりするわけで、「例外」みたいな扱いらしいです。そこで新しく病気とかにも強い品種が作られて、それに植え替えられてるんですが、でも全部が全部とはいかないでしょう。だから桜は徐々に減ってくるかもしれない。

 

ハイビスカスも、あくまでネット情報ですが、※鉢だと5~7年(ただし、12年咲いたってケースもある)※地植えで数十年って話があります。これも新しく品種ができたり、挿し木や接ぎ木で増やせるんですが、全部が全部とはやっぱりいかないでしょう。

 

「寿命」とは違うけど、ヤシ類を街路樹とかに使ってる場合、あまりに巨大化すると、危険だから、ってことで伐採ってこともあるそうです。あれらは切り戻しっていう融通が利かないんです。

 

まあ、普通のガーデニングでも、「植物の寿命」って意外と重要視されるらしく、「一年草だからいらない」「多年草宿根草)だから買う」って人がいるんです(そういう場合も、野菜苗は基本的に一年草だって考える人が多い)。だから「宿根ガザニア」とか「宿根ガーベラ」って言って売ってるんです。でも枯れることはあります、そんでも。