本当にヨーロッパはロシア依存から脱却するのか?

ノルドストリームは、3本のパイプラインが同日に損傷するのは前例がないと指摘し「ガス輸送インフラの復旧時期を予想することは現時点で不可能だ」と述べた。 (ヤフー)

 

そもそも何故こんなパイプラインが作られたのか?っていうと、ウクライナを外すため。ヨーロッパがロシアから天然ガスを輸入する際は、ロシア→ウクライナ→ヨーロッパっていうルートもあるんですが、しかしウクライナはもともと政情不安で、腐敗国家だったりするので、そんな国を通すのはリスクがあると(ヨーロッパ向けの天然ガスを抜き取った疑惑もある)。

 

ただ思うのは、例えばプーチンがいつか大統領じゃなくなった時に、またヨーロッパはロシアに天然ガス(だけじゃなく他の資源も)を依存するんじゃないか?と。というのも、アメリカから天然ガスを輸入するったって、アメリカ自体がものすごいエネルギーの浪費国だし、だからどこまで輸出余力があるのか疑問だし、アルジェリアカタールも政治的な問題はある。アゼルバイジャンはロシアの影響力が今でも強いだろうし、ここも政情不安(付近にはナゴルノカラバフ問題などがある)。オランダも地盤沈下などの理由から天然ガスの採掘はやめる方向。もうヨーロッパがさほど政治的な問題を気にせず天然ガスを輸入できるのは、ノルウェーぐらい。※あとは自給までは行かなくとも、ポーランドルーマニアスロベニアでも天然ガスは採れるらしいので、それも活用すると。

 

日本は、オーストラリアから40%、東南アジアやそれに近い地域から25%、カタールから10%、アメリカ、ロシアからそれぞれ7、8%、あとはその他っていう感じで、天然ガスを輸入しているようです(日本で使う天然ガスは、ほぼ全部輸入と見て良い)。

 

しかしロシアの歴史を見る限り、やっぱりリスクの高い国だと思うし、フィンランドが「数ヵ月前のロシアと今のロシアは違う」と言ったそうだけど、ドネツクルガンスク人民共和国及び、クリミアは既に2014年の段階で事実上ウクライナの手を離れていたんだし、あの国はもう本当に国際社会の目なんか気にしません。だけどそういうリスクをおかしてでも、ヨーロッパにとってはロシアの天然ガスって魅力的だったのかな?と。なんせ、パイプラインさえ敷けば、それで気体のまんま輸入できるんですから(これがアメリカからとなると、一度液化して、それを船で運んでこなきゃならない。だから手間暇も掛かるし、高く付く)。

 

 

もう終わりなんですが、ノウゼンカズラ。ピークは夏で、今は近所はほぼ開花してなくて、うちにちょこっとある程度。

 

 

 

ビーリーフの種。

 

 

まきどきや収穫は夏も可能とされますが、できれば春と秋が良いです。夏は苦手らしい。プランターや鉢だったら半日陰とかに移せますが、それでも駄目かも(実際、発芽不良にはなる、って書いてある)。

 

ハイビスカスが大量に残ってたんですが、咲いてないと人気ないんですかね?入荷以来、ほとんど咲いてないらしいですが。意外と日本の夏が苦手らしく、盛りは秋になるとか。しかしいまだに咲いてないぞ(苦笑)。特に大輪&変わり咲きのハワイアンタイプは日本の夏は苦手です。