「自民党」の「自己責任」(万博)

時間外労働の上限規制をめぐっては、自民の大阪・関西万博推進本部の10日の会合で、「人繰りが非常に厳しくなる。超法規的な取り扱いが出来ないのか」「災害だと思えばいい」といった意見が出た。(ヤフー)

 

よく「万博」っていうと、「維新がやりたがってる」っていうイメージがあるんですが、実際はやっぱり自民党もやりたいんでしょう。厳密に言うと、「やりたい」というか、「一回そうと決まったら止められない」っていう「病気」。オリンピックもマイナンバーカードもみんなそうです。本来なら、政治家であれば、状況なんかを把握して、それに合わせて臨機応変に対応しなきゃならない、っていうのが正解なんでしょうが、日本の政治家は、それができない人が多いらしい。当たり前だけど、こんなものは「災害」ではないし、「超法規的措置」なんかの対象にしてはならない。

 

この自民党の支持者っていうのは、なかなか手堅くて、もう「自民党(系の候補者)に入れれば良いんでしょ?」って、自動的に投票してくれるような人達でもあるんです。政策や思想なんて、ほとんどチェックしてないでしょう。一つの「習慣」になってるんです、それが。ただ、大抵そういうのは、建設業界や農協のおじさん達がメインで、若い人にはそれほど波及していないと思う。そういうおじさん達は、自民党(系の候補者)とは、「持ちつ持たれつの関係」だったのかもしれないが、若い人達は実はそうでもない。若い人達に、「自己責任」だ「自助努力」だと言い過ぎた結果でしょう。まさに自民党の「自己責任」。それにも関わらず、まだ自民党は、「自助・共助・公助」だの「貯蓄から投資へ」なんて言ってるらしいので...。

 

※野党が強い地域なら、野党にも同じような動きはあるのかもしれないが...。

 

自民党だから」

「○○さんの息子さんだから」

「テレビに出てた人だから」

 

そんなんで、投票してきた結果がこれ(苦笑)。

 

「何かやってくれそう」

 

今回の「万博」で、維新も自民党と変わらないと分かったでしょう。

 

自民党員っていうのも、もうピーク時の2割ぐらいしかいないんじゃないの?「幽霊党員の整理」ってのを理由にしてるが(ある自民党支持者は)、「お付き合いで自民党支持」なんて時代は終わりつつあるのかもね...。

 

岸田さんも最近は「ネガティブなニュース」のオンパレードですが、あれも求心力が落ちてきてるからでしょう。