恒例イベント?紅白の選考基準

>番組側は基本的に選考の過程や理由などを明らかにはしておらず、非選出者については発表記者会見の質疑応答の中で、最低限の事情を明らかにしている程度である。第72回(2021年)の発表では「今年の活躍、世論の支持、番組の演出・企画に沿う」という3点が具体的に提示されている。第72回ではこの3点を中心に、以下の6つのデータが出場歌手決定の参考資料とされた

  • CD・DVD・Blu-rayの売り上げ
  • インターネットでのダウンロード・ストリーミング・ミュージックビデオ再生回数・SNS等についての調査
  • 有線・カラオケのリクエスト等についての調査
  • ライブやコンサートの実績
  • 7歳以上の全国3553人を対象にNHKが行った「ランダムデジットダイヤリング」方式による世論調査の結果。(質問は、「紅白に出場してほしい歌手男女各3組」)
  • 7歳以上の全国8000人を対象にNHKが行ったウェブアンケート調査の結果 (質問は、「紅白に出場してほしい歌手男女各3組以上10組まで」)

これらは時代の変化に合わせて微妙に変えているが、このような参考資料を検討のうえ、総合的に判断している。(Wikipedia

 

何でも、livedoorニュース辺りで、「高齢者排除か?」ってニュースを見掛けたんですが、それはつまり「演歌の排除」じゃないのか?っていうことです。

 

しかし...。最近、演歌でヒットってあるんでしょうか?よく演歌は、「高齢者はCDを買ったりダウンロードしたりする習慣がない(だから、有線やカラオケも見ないと駄目だとか)」とか「下位でロングヒットしてる」とか言いますが、実際は、本当にそんなヒット曲があるのなら、とっくにマスコミが持ち上げてますし、レコード会社や芸能事務所が売り込んでます。一応、NHKは有線やカラオケなどもチェックしてるそうですし、それでもやっぱり目立ったヒットがないから、「演歌の排除」が起きているんじゃないでしょうか?

 

売れていない、ってことになると、あとは「番組の演出・企画」ぐらいしか、出る理由がないんですが、例えば「のど自慢」に演歌歌手が割りと出るのも、その一環でしょう。「NHKによく出る人=貢献者」って話がありますが、あんなの単なる「営業」です。もし割りに合わなくても、「宣伝費」だと思えば、何でもないです。

 

もちろん、多くの人が考えてるように、実際は、「コネ」もあるんだろうし、あの「ゴッド姉さん」は、「持ちつ持たれつの関係やった」と「暴露」してしまった。「ゴッド姉さん」の場合、もう「かわいがってくれる人」が周りにいないのだろうし(年齢的な意味でも、業界を離れてるとか)、マスコミも、2000年代半ばに「売れてない」とバラしてた。「470枚」って。順位的には196位だったんですが、シングルは200位までが調査対象で、200位に入らないと枚数も分からないんです。それが196位なんて変な位置に登場してしまって、枚数がバレたと。アルバムアーティストってわけでもないし。でもあの時は、「m-floとのコラボ」で何とかなったんですが...。

 

演歌は、おそらく、氷川きよしをきっかけに、今まで「演歌に興味がなかった人」にもアプローチして、客層を増やそうとしたんでしょうが、その氷川きよしは今ではああだし、その後を追っ掛けた、三山ひろしらも、氷川きよしほどにはならなかった。