自民党も真っ青「ワイドスクランブル」

偶然、「ワイドスクランブル」なる番組を見てしまったんですが、まあ、自民党も真っ青になるレベルに、酷かった。もともと、「良い印象」はそんなにはないですが...。

 

前回の地震(2007年のでなくて、2023年の)でも、「風評被害」だ「観光」だとマスコミは煽りましたが、今回もまた、同じような流れに持っていこうとしているようです。

 

※はあ?休んでる間に、中国語や英語の勉強せーって?岸田さんの「リスキング」のパクリ?だいたい、「中国脅威論」煽ってるのは(それか、「失速する中国」ってのも)、他でもないマスコミよ?そんな「怖い相手」に依存すんの?

 

※はあ?金沢や内灘が大したことないって?調べれば分かりますが、「能登半島地震」とは言うものの、実際は加賀地区でも被害は出てます(ワイドスクランブルが知らないわけがない)。

 

こんな「観光」メインにした政策自体が間違ってるんだし(あくまで「おまけ」と捉えるのなら良いだろう。だいたい輪島や七尾はそれなりの観光地を抱えてるけど、ずっと過疎化は進んできてた)、番組通して思ったのは、とにかく「自己責任」や「自助努力」で何とかせーっていう「空気」。「辛いけど、どんどん国に向かって声挙げていきましょう」っていうけど、その前に僕は、「ワイドスクランブル」に声を挙げたいです。だいたい「ジャニーズ問題」ですら、声を挙げてこなかったマスコミですよ。

 

あと

 

珠洲市周辺で相次いでいる群発地震について、金沢大学の平松良浩教授(地震)は、今年1月ごろから地殻変動地震活動が収束傾向にあるとの研究成果を発表した。一方、活動はまだ続いており、引き続き注意が必要だとしている。(朝日新聞

 

これ、その2023年の記事なんです。それも3月の。しかしこの後、5月に震度6強の地震があって、そして今回の地震。もちろん、そんな「収束する」とは断言してないけど、「(一般的に言われるような)地震予知」なんてできないんです。火山で言うと、「嘘をつかない山」とまで言われた有珠山みたいな例外的なケースもあるんでしょうが、大半の地震や噴火は難しい。