そもそも何のための行事なの?

>学校行事の見直しが迫られたことは、一概に悪いともいえません。たとえば卒業式。時間をかけた練習や大勢の来賓のあいさつは、本当に必要だったのでしょうか。子どものためだったでしょうか。行事などを吟味せざるを得なくなったことで、「子どもたちに本当に必要なものは何なのか」を問い直す気づきにつながったはずです。


 子どもたちも、当たり前と思っていたことの大切さを学び、限られた条件下で工夫することの必要性も学んだかもしれません。その経験が今後生きてくることもあるでしょう。

 物事には必ずプラス面とマイナス面があります。個人としても社会全体としても、コロナ禍でもたらされたマイナス面を自覚し、それを補う方法を考えつつ、同時にプラス面もみて、今後に活用していければと思います。(聞き手・才本淳子)(朝日)

ぶっちゃけ、何でこんなに行事やってるのか?って言えば、政治家やお役人が「何かをやった気になれる」から。別に好きな人だけでやる分には゛感染対策をしながら゛やれば良いんですよ。だけど、「PTAは義務」みたいに人を騙してやるようなものは、「何も知らないでウクライナに派遣されたロシア兵」と一緒。それに「PTAがなかったら◯◯ができませんよ?」って言う人がいますが、そんな大事な仕事を何で本来任意団体であるPTAに任せるんでしょうか?公開授業(何か親が来る授業参観もそうだし、教育委員会の視察なんてのもあるらしいです)にしても、その日に限って「ドレスコード」をやったりして、あれじゃあどこを見て授業をしているのかバレバレだって意見も元教師からありました(あえて名前は言いませんが、慶応幼稚舎ほどではないにせよ、ある程度「名門」の学校ではジャージのまんま授業参観していましたが)。

学校に限らず、地域の行事も同じで、役場から「活性化」だ「交流」だと行事をせかしてくるんだそうです。それも結局はお役人が「何かをやった気になれる」ためのものに過ぎない。

毎度毎度参加してる(させられている)人達に聞いたら、やっぱり「嫌だ」って言ってました。単に「惰性」や「義務感(いや、別に義務じゃないけど)」で参加してるだけ。お役人と一部の「物好き」を除いて。

カーブミラー磨きなんて、明らかに行政の仕事であって、地域の団体がやるべき仕事じゃない。