「生きる価値」とは?

お題「【部活動の思い出】辛かったこと、楽しかったことなど... 文化部・帰宅部・運動部問わず」

 

部活の企画で、障害者施設に行くっていう企画があったんです。そういえば、やまゆり園襲撃事件なんてのもあったなあ、と思って...。

 

今でもまだ、延々と「生きる価値」云々っていう議論が続いていますが、僕はそんな議論をだらだらと続けること自体が、犯人の思うつぼだと思うんです。おそらく犯人もある程度は世間の動きは知っていて、いまだにそんな「生きる価値」云々っていう議論が続いていることを知ったら、「高笑い」が止まらないでしょう。

 

ちなみに僕が見た感じだと、※丁寧に話せば、意志疎通は可能※親と一緒なら、家でも十分暮らせる※だけど一人暮らしは無理、って感じでした。おそらく、親達は自分の方が先に死ぬだろうってきっと思ってるんです。だけど子供だけじゃ暮らせない(たくさんお金があっても)、それなら、早く施設の生活に慣れてもらって、職員や他の障害者と一緒に暮らしてほしい、そう感じたんだと思うんです。

 

あの事件は、もともと相当に変わった人間がいて、その人間の「スイッチ」を世間が入れてしまった、そういう事件だったと思うんです。

 

※行った場所はやまゆり園ではありません。また、関わった障害者も、割りと軽い障害者で、施設がそういう障害者を選んで、僕らと対面させたんだと思います。ハサミを使った作業とかもできます。