ネットで...
「珠洲原発を止めて「本当によかった」無言電話や不買運動に耐えた阻止活動28年の感慨」(東京新聞)
っていう記事を見つけたんですが、まあ、酷い。
※飲食
※旅行(表向きは「視察」ってことになってたらしいが)
※コンサート
※寄付
などなど「原発マネー」で、一部の人はズブズブ...。
さすがに、電力会社や「原子力ムラ」が指示したわけではあるまいが、中には※包丁を突き付けてきた原発推進派、なんてのもいたらしいです。
僕が思うに...だけど、おそらく、珠洲原発ってのが「白紙」になったのは、「反対運動」よりも、「原発推進派の住民」に原因があるんじゃないかな?と思います。あくまで「一つ」だとは思いますが。何故なら、予想以上に住民のタチが悪く、一旦本当に原発を建てたら、「ずっとタカられる」って、「原子力ムラ」は考えたんでしょう(ましてや、廃炉や放射性廃棄物の問題が残るし、廃炉になった原発自体が、一種の放射性廃棄物になってしまう)。いくら金があるのかは知らないが、さすがの「原子力ムラ」も、いつまでも「タカられる」のは、困るんでしょうし。
しかも、建てたとしても、同じ石川県の志賀町がそうなっているように、ほとんど「過疎対策」にもならなかったと思うし、むしろ、どんどん過疎が進むところだからこそ、あえて珠洲市や志賀町を選んだんでしょう。
でもこれは、「珠洲市」や「原発」に限った話ではなく、どこでもあることです。何かしらで、「住民の対立」ってあるものです。珠洲市の場合は、たまたま原発が一つのネタだっただけで。
で、珠洲市は、※芸術や※観光に舵を切ったけど、それも、七尾や輪島でさえ、パッとしなかったんだから、珠洲市でどうこうできるものでもなく、仮に原発ができたとしても、同時に「珠洲市を日本のラスベガスにする」っていう計画もあったとか(笑)。
ちなみに、珠洲市のある観光施設の職員が、職場用のブログをやってるんですが、それによると、その施設の職員はそのほとんどが、もう珠洲市にはいないそうです。中には、再就職先を探してる人もいるとか。他にも、「もう珠洲には帰りたくない」「自分は帰っても、若い人には出た方が良いと言ってる」っていう人も、珠洲市にはいるそうです。